原価と損益計算書との関係


原価と損益計算書には、密接な関係があります。
材料倉庫から、工場の製造原価、製品倉庫の売上原価、損益計算書まで、次のようになっています。

●材料倉庫

期首材料在庫金額 仕入金額
払い出し金額 期末材料在庫金額
                               
●工場                           
                               
期首仕掛在庫金額 材料費 労務費 製造経費
製造原価 期末仕掛在庫金額
                               
●製品倉庫                       
                               
期首製品在庫金額 製品製造原価
売上原価 期末製品在庫金額
               
●損益計算書      
               
総原価
売上原価 販売費及び
一般管理費
営業利益
売上


材料倉庫から、工場の製造原価、製品倉庫の売上原価、損益計算書まで、次のように計算します。

計算ステップと繋がりを説明します。

  1. 1.まず材料費を計算します。
    材料費には、期首の在庫と期末の在庫がありますので次のように計算します。

    材料費(払い出し金額) = 期首材料在庫金額 + 材料の仕入金額 − 期末在庫金額

  2. 次に工場の製造原価を計算します。

    次のように計算します
    • 材料費は1からの材料費(払い出し金額)を使用します。
    • 次に労務費と経費を計算します。
    • 期末の仕掛在庫金額を計算します。
      期末の仕掛在庫金額は、直接材料費と加工費(労務費、経費)で計算します。
      このとき、一緒に製造原価も計算します。

    詳細は、別ベージを参照してください。

  3. 製品倉庫の売上原価を計算します

    売上原価は、次のように計算します。

    売上原価 =  期首製品在庫金額 + 製品製造原価 − 期末製品在庫金額

  4. 損益計算書を計算します。

    製品倉庫の売上原価が損益計算書の売上原価になります。
    売上原価と販売費及び一般管理費を足したものが、総原価になります。

損益計算書は、年に1度、決算の時に作成しますが、システムの導入により、最近では、毎月おこなう企業もあります。

毎月行うことにより、在庫金額や、利益を把握し、経営に生かすことができます。



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