原価管理システム


原価計算や原価管理をおこなう為のシステムが原価管理システムです。

原価管理システムは、単体のシステムではありません。

原価管理システムは、原価管理や原価計算をおこなうためには、生産管理システム、製造管理システム、在庫管理システム、会計情報システム、購買システムなどの多くのデータ、情報を使用する必要があります。
原価管理システムは、他のシステムと連携されています。

最近では、ERPパッケージ(システム)の一部のサブシステムとして、原価管理が提供されているのが多いです。

ERPってご存知ですか?

ERPとは、Enterprise Resource Plannning(エンタープライズリソースプランニング)の略です。
イーアールピーと読みます。

日本語では、「業務統合パッケージ」や「統合基幹業務システム」などと言われています。

定義としては、

「最新のIT(インフォメーションテクノロジー)を活用した、受注から出荷までの一連のサプライチェーンと管理会計、財務開会人事管理を含めた企業の基幹業務を支援する統合情報システム」

です。

企業活動に必要な機能がすべて入っているシステムです。
その為、ERPのシステムは、「ERPシステム」や「ERPパッケージ」と呼ばれています。

ERPパッケージは、企業の全部の機能が入っているため、企業活動を無駄なく
効率的におこなうことができます。
ベストプラクティス(最も効果的、効率的な実践の方法)と呼ばれています。

多くのERPベンダー及びERPコンサルタントの会社がERPパッケージ(ERPシステム)を開発、販売しています。
ERPパッケージもたくさんあります。

導入する企業も増加しています。

このERPパッケージの機能の中に原価管理があります。

生産管理の中にあるものや会計の中に入っているものがあります。

ERPの機能については次のページをご覧ください。


■原価管理システムの機能

原価管理システムの一般的な機能は、次のようなものです。
  • 実際原価計算
  • 標準原価計算
  • 原価差異分析
  • 予算管理
  • 配賦率
などです。
ERPのパッケージの種類や生産形態によって機能が異なっています。

原価管理システムを導入する場合は、まず、ERPパッケージの検討をオススメします。

原価管理システムは、生産管理や会計情報など他のシステムの情報を使用しますので、連携が必ず必要になります。

ERPパッケージでは、いろいろなシステムが統合されていますので原価管理システムの導入で失敗する確率が少なくなります。

既に完成されたシステムですので。

実績のあるERPパッケージを開発している会社は、多くのテンプレートを持っています。
テンプレートとはひな型です。

製造業にはいろいろな業種、生産形態があります。
大手の実績のあるERP開発会社では、業種にあわせたテンプレートがあります。
洋服で言うと既製服ですね。
既製服も日本人用やアメリカ人用、イタリア人用などがあります。
これがテンプレートです。

でも、デメリットもあります。

やっぱり導入コストですね。
出来上がったシステムですが、やっぱりコストがかかります。

他のシステムが既に導入されていて、原価管理システムのみを単体で導入する場合は、ERPのサブシステムを使うか、または、自社開発するかです。

メリット、デメリットを検討する必要があります。



[↑一番上へ]
[原価管理の知識(ホームへ)]
09:392310